書評:精神科ナースになったわけ
4月 11, 2019
いわゆるエッセイコミックです。会社の本棚にあったので軽く開いてみたら、思いのほか面白かったので借りて読んでみました。
周りから見ておかしい行動だったり理解できなかったりでも、本人にとっては意味のある行動なんだとか、そもそも正常と異常の境目ってどこだろうとか、軽く読めるわりに色々考えさせられる一冊です。
中でも印象的だったのが、
・基本は「生きたい」のほう
(生きたいから 生きづらいと 死にたく なるんだよ [幻聴妄想かるた」)
・だいたい血行
(今日の先生の診察を見てて、身体が具合悪くなると心も具合悪くなるんだと思いました。→だいたい血行。という会話)
の2つでした。
そう、基本はやっぱり生きたいんだよなーっていう。こち亀でも両さんが人生相談乗るときに、まずは生きる方の選択肢に絞る、という話をしてたのを思い出しました。
後は血行の話。最近肩こりから頭痛や吐き気がしており、血行を意識していたからというのもあるかもですが。ただまあ、やっぱり血行悪いと頭痛など身体の具合が悪くなりますし、そうすると精神的にもしんどくなってくるので合ってる気がしますね。なので自分は最近、ストレッチや生姜湯を飲むなどの対策を始めました。ちなみに血行良くなるとダイエットにも効果あるらしいです。
精神科というとなんとなく近寄りがたいイメージがあるかもしれませんが、最近は昔よりも身近になってきている気もします。理解を深めるきっかけとしても、この本を読んでみるといいかもしれません。