転職ドラフトの良い点、悪い点
1月 20, 2019
1月 21, 2019
転職ドラフトで紹介が成立したというメールが来たので、改めて転職ドラフト使ってみて感じた良い点、悪い点をまとめてみました。
ちなみに、自分の紹介コードは「KKOZ」です。紹介した側もされた側もオライリー本が貰えるので、ぜひ!
良い点
年収が分かる
年収が前職(現職)の年収に引きずられない。普通の転職だと現在の年収をベースにして交渉するのが普通だが、ドラフトの場合は能力に対して年収が決まる。
振り返りの機会になる
普通の履歴書、職務経歴書よりも書くことが多く、深いので、書く中で色々発見があったりする。自分の場合、自分がやりたいことは言語化するとプロダクトマネージャだということに書いていて気づいた。
フィードバックが貰える
指名の際にフィードバックを貰えるので、自分のどこに価値があるのかが分かる。現職では評価されなくても、外部では重宝されるスキルを発掘することができる。
知らない世界を知ることができる
自分で探す場合は自分の視野の中でしか見れないが、指名の場合は意外な業界から指名が来たりして、それにより視野を広げることができる。今のところドラフトを使ってる企業は感度の高い企業が多いので、外れな企業は少ない気がする。
他にも応用が効く
ドラフトで書いた内容をビズリーチの履歴書、職務経歴書作成にコピペすると普通に使えるものになる。
悪い点
指名されないこともある
指名が来ないと凹む。まあ、1件も来ない場合は実力云々以前に書き方の問題な気がする。気になる方は添削とかするので、連絡頂ければ。
面接自体は普通のもの
ある程度以上大きい企業だと、面接者と指名者が違う、かつドラフトで書いた内容を読んでないので再度説明しないといけないことが多い。ぶっちゃけ普通の面接と同じ。
倍率は意外と高い
募集枠1名に対して指名を50とか60とか出すので、別に指名されたからって内定が貰えるとは限らない。っていうか、普通の面接と(ry
調整がしんどい
エージェントが間に入らないので、日程の調整などを全て自分でやらないといけない。自分の場合、6社から指名を貰って全部に話を聞きに行ったので、日程調整で死んだ。
事前情報が入らない
エージェントがいると事前に面接や技術試験の内容を教えてくれて準備できるが、ドラフトだと事前情報がないので結構きつい。なんだかんだ、エージェントが間に居た方が他の情報(残業とか、雰囲気とか、色々)も入ってくるので良いかも。
技術試験が受けられない
ドラフトのルールで、指名後にテストとかができないので、HackersRankを使ったプログラミングのテストなどができず、技術力の有無を証明しにくい。技術力不足で落とされたりしたが、そもそも技術的な話やテストがなかったりとか。尚のことポートフォリオが重要になる(特にSIer→Webの場合)。
今後人数が増えた時にどうなるか
人数が増えてきたので、機械的にふるい分けされる傾向が出てきつつある、という話を指名貰った企業から聞いた。実際、200人、1000人と参加者が増えてきたときに上手く機能するのかなーという話。
感想
運営が結構頑張ってるなーという印象です。色々書きすぎて文字数溢れてエラーになったりしたけど、すぐに対応してくれましたし。今のところはお薦めのサービスなのかなという感じです。実際に転職を考えている人にはちょいちょいお薦めしたりしています。ただ、これから人数が増えてくると色々課題も出てくると思うので、今後はそれ次第かなーという気もしますが。
現行の給与が低すぎる人って結構多いと思うんですが、その給与をベースに次の給与が決まるから中々上がりづらいんですよね。その問題を解消するという意味で、転職ドラフトには期待していますし、今後も頑張って欲しいと思っています。