似非フルスタックエンジニアの生存戦略
12月 17, 2018
技術スタック:
Front-end:JavaScrpit, jQuery, AngulerJS, ASP.Net, html, cssBack-end:Ruby on Rails, C#.Net, VB.Net, VB6.0, ActionScript, Java, PHP
Server:IIS, nginx, unicorn, apache
OS:Windows server, Linux(CentOS,RedHat)
AWS:VPC, Route53, EC2, S3, SQS, CloudFront, RDS, DynamoDB, API Gateway, Lambda, CloudWatch, IAM
DBMS:SQLServer, postgreSQL, MySQL, Oracle
できること:ネットワークの作成~サーバの立ち上げ、要件定義~設計、開発、テスト、その後の運用保守まで。その他、ソースコードの解析とかも。
悩み:
プレイヤーか、マネジメントか。フルスタックというと聞こえがいいですが、全てが中途半端になってしまっているのがずっと悩みでした。強いて言うならSQLですが、ガチのチューニングとかは経験がないんですよね。例えば同じ社会人7年目で、ずっとback-endだけやってきた人にはback-endの領域で敵わない。
転職してから3年ほど経ちますが、ずっとリーダーとしてマネジメント側の作業ばかりをしていました。なので、プレイヤーとしての能力は落ちてきているのでは(というか、アルゴリズムやデザインパターンなどについてはむしろ学生の頃がピークだった気がする…)。
そもそもプロジェクトマネージャーという、モノ(予算、進捗など)を管理する仕事には全くもって惹かれないんですよね(今の会社だとPG⇒SE⇒TL⇒PL⇒PMというパスしかない…)。
社内の評価:
社内での評価は大体こんな感じ。部署に珍しく技術者っていう感じ
技術寄りのリーダー
なんか楽しそう
英語できる
ただ、部署内だと技術できる方に入るんですが、社外だと技術的にはかなり鈍ってきているというのが自分での評価です。どっちかって言うとマネジメントのスキルが強みになりつつある感じですね。
気づき:
- 客先というか、新規事業立ち上げの部署の人と働いている中で、「さわらびさんは事業側の視点で話してくれるから凄い助かる」という言葉を企画、マーケの人から頂きました。
当たり前だと思っていて、またこれまで特別社内では評価されていなかった「事業側の視点(ビジネス視点≒顧客志向?)」が、自分の強みだと気づいたんですね。しかも社外に出て話してみると、技術×ビジネス視点は結構価値のある強みなんだなぁと。 - その部署の人がクラウドワークスに依頼を出した話を聞き、暇だったので同じものを作ってみました。2、3時間で完成したので試しにその人に見せたところ、依頼の成果物よりも良い(早い)という評価!
技術的にそんなに高度でなくても、意外と世の中のニーズを満たせる。というか、技術力にフォーカスすると見落としがちですが、世の中には本当に様々なニーズがあるんですよね。 - ストレングスファインダーで、着想が2番目、積極性が8番目にあるので、色んなことに興味が移るのは仕方がない。ので、逆にそれを活かす方向で考えてみました。結果、
開き直り:
今からスペシャリストを目指しても、先行者に深さでは敵わない。じゃあ、技術の幅を広げて、フルスタックとして勝負する?それも悪くはないですが、もうちょい視野を広げてみようかなと。あくまで軸足は技術に置きつつ、マーケティングや戦略など他の領域との組み合わせで勝負。技術だけでみれば自分よりできる人は腐るほどいます。けど、そこそこ技術できて、英語できて、マーケティング分かって・・・と組み合わせを増やしていくと、できる人は激減していきます(組み合わせで価値を高めるということ)。
とか思いながら色々見てたら、自分よりいい感じに書かれている記事を発見。
技術面もHackersRankやったり、プライベートで色々作ったりしてリハビリ中です。それ以外だと小説家になろう、に投稿してるやつを分析してマーケティングしたりとか、戦略系コンサル出身の人にお勧めの本を聞いて戦略の勉強したりとかという感じ。業務内でできないならプライベートでやるしかない、っていう感じですね。
最後に:
自分は幅を広げる、というところで技術、マーケティング、戦略の3つの領域が求められるプロダクトマネージャーを目指すことにしました。SIerで仕事をしていると、技術が広く浅くなりがちです。技術が好きな人はそこから飛び出ることを考えがちですが、まずは自分に技術以外の強みがないか考えてみるのもお勧めです(会計に強い、配送業界に強い、マーケティング分かる、などなど)。 その組み合わせが活きる場所に行けば、より自分の価値を上げることができますし、仮に技術を求めてWeb系にいく場合でも組み合わせは強みとしてアピールできるので転職しやすいですしね。
自分もSIer⇒Web系で転職活動していましたが、決め手になったのは組み合わせでしたし(転職活動の細かい話は別記事で)。