ストレングスファインダーやってみた

やってみた、というか前にやったやつですが。ちなみに一緒に語れる人を大募集中です。

ストレングスファインダーとは?

ざっくり言うと、人の資質を34分類したものです。資質は良い方に出れば強み、悪い方に出れば弱みとなります。基本的に上位資質を上手く活かして、下位資質を使わないようにすることが重要となります。

詳しくはこちらを参照して頂ければ。

さわらびの結果

やってみた結果は以下の通りとなります。

全部を公開すると、こんな感じです。
(この表についてはこちらを参照)

ざっくりと考察(上位資質)

上から順に戦略性、着想、最上志向、親密性、指令性となります。

戦略的思考力:戦略性、着想
影響力:最上志向、指令性
人間関係構築力:親密性
実行力:なし

一般に、上位5位までが強く出ている資質で、上位10位くらいまでが出やすい資質らしいです。

得意なところからいくと、戦略性と着想はトラブル対応や見積り、設計など日常の業務でバリバリ活きているのを感じています(細かい話は別の投稿でやっていきます)。指令性は会議でガンガン発言したり、ファシリテーション好きだったりというところに出ていますね。チーム、というかグループに馴染むのが早いのですが、これは親密性のおかげだと思います。最上志向は他の資質との組み合わせで活きています(親密性×最上志向で、お客様に最高のものを提供したい、とか)。

上位10位まで落としてみると、

戦略的思考力:戦略性、着想、分析思考、学習欲、内省
影響力:最上志向、指令性、活発性
人間関係構築力:親密性、個別化
実行力:なし

となります。
自分が興味あることを勉強するのは大好きですし(学習欲)、振り返りも大好きです(内省)。振り返りは業務や趣味だけでなく、日頃の発言を帰り道などで振り返ることが多いです。例えば飲み会でああいう発言をしたけど、不適切だったかな、相手はどう思ったかな…とか。気にし過ぎと言われることもありますが、まあ改善する分にはいいかなと。後はデータ分析とかも好きです(分析思考)。

活発性は思い立ったが吉日という資質ですが、自分の場合は戦略性や分析思考を持っているので、行動する前にある程度は予測を立てて動いています。但し、着想も強く出ているので、傍から見ると結構突拍子もないことをすることも多いようです。活発性は人を巻き込んで動くことに特徴があります。私は人に本を紹介するのがなのですが、紹介するだけでなく読む、買うという行動まで引き起こすことを目標として動いています(読んでくれたら成功だと思ってる、指令性も混じってる?)。

個別化は文字の通り、各個人の特徴を掴むのが上手いという資質になります。これは自分の場合、他の資質との組み合わせで活きることが多いように感じています。例えば個別化×最上志向で人の強みに着目して伸ばそうとする(コーチング)、個別化×指令性で言いたいこと、言うべきことはきっぱりと言うが言い方は相手によって変えるなど。

ストレングスファインダーのセミナーに出た時に言われたのは、資質的には社長、あるいはNo2ポジション(参謀)が向いている、ということでした。実際にある案件で参謀ポジション(アーキテクト兼その他もろもろ)をやらせて貰いましたが、かなり高い成果を出せましたし、自分自身やっていて楽しかったので当たっているのかなと。

ちなみにこの結果を受けて自分に向いている仕事って何だろうということを考えたときに出た答えは、未開のジャングルを切り開くような仕事、でした。皆さんもぜひ考えてみてください。

ざっくりと考察(下位資質)

自分の場合、下位資質は次のようになります(原点思考、社交性、規律性、公平性、調和性)。

ストレングスファインダーは基本的に、上位資質に注目して考えることが勧められています。下位資質は投資しても効果が非常に出にくい(伸ばしづらい)ということだそうです。なので、この下位資質をいかに使わないで生きていくか、が重要となります(あるいは補ってくれる人と組んで動く)。

うん、これだけ見るとなんか社会人失格って感じですね。自分でも苦手だという意識はあるので、意識的にツールなどで補うようにしています。

例えば、タスクの管理や細かいチェックが苦手(規律性)なので、Trello を使って管理したり、作業時には必ずチェックリストを作って埋めていくようにしています。後はパーティや飲み会などが苦手(社交性)で壁の花になることが多かったのですが、社交性の高そうな人に人を紹介してもらったり、あるいはとにかく話しかけてしまう、などですね。話し始めてしまえば親密性のおかげで仲を深めることはできるので。

全体を見ると、実行力系の資質が13番目の目標志向、14番目の達成欲まで出てきていません。じゃあ最後までやりきることができないか、というとそんなこともないです。目標志向、達成欲を活かす、ということの他にも親密性から来るモチベーション(人のためならやれる)でやりきったり。持っていない資質を伸ばそうとするのではなく、強い資質を使って補う、という考え方ですね。

とにかく、苦手なこと(下位資質)はツールを使って補う、あるいは得意な人に補ってもらう、が正解な気がします。ストレングスリーダーシップという本の中でも、一人一人が万能である必要は無い。それでも、チーム自体は万能であるべきなのだ。という一文があります。この一文、とても大好きです。やっぱり人間、得意なことをやって生きる方が楽しく人生送れると思いますのし。それぞれの強みを活かしあってチームとして成果を出していく、ということが重要なんですね。

使い道

じゃあ具体的に何に使えるの、という話です。
ざっくりとリストアップしましたが、大体のことに使えるツールだと思います。

・就職活動
・転職活動
・キャリアパスを考える
・チームビルディング
・後輩、部下、あるいは子供の育成
・自分に合ったリーダーシップの取り方を考える
・恋愛

などなど。
細かい話は後で別途投稿予定です。

ちなみに、ストレングスファインダーを恋愛に活かそう、というサイトも実在します(SF恋愛術)。読んでみると結構面白いのでぜひ。